日本水水源


 水源に到着すると巨大な岩の根元に亀裂がありここから水が湧き出しているのが見えます。この水は竹筒を通じて取水できるように導水されています。また水源は「日本水大神」として奉られています。
 日本水にまつわる歴史は、その昔、日本武尊が東征の折りこの地を戦勝祈願のため訪れた際に喉の渇きをおぼえ、剣を岩にさしたところからおびただしい水があふれ出た、というものです。また、日本武尊がこの水を飲んだ際あまりの冷たさに一杯しか飲むことができなかったというところか日本水を「一杯水」という別名でも呼ばれているようです(一杯というのはどのくらいの量なのでしょうか?このあたりが少々怪しい)。訪れた時期が冬場だったということもありますが、確かに冷たい水で水をすくった手が凍えるようでした。