里見公園正面入り口から左手に進むと「羅漢の井」と書かれた立て札があります。鬱蒼とした畦道を下っていくとまさに羅漢の井があります。また水の湧きだし口は柵をはさんで公園外の道路沿いにもあります。この湧き出し口のそばには江戸時代の天保年間に書かれた絵があり、当時の情景が伺えます。大飢饉の時もさぞや活躍したものと思われます。近くの立て看板には「この水を飲んで病気になっても責任を持てません」と書かれています。現在に至っても水は湧き出ていますが、その質は時代の流れと共に大きく変わってしまいました。